はまもとガーデンデザイン
column by nori hamamoto はまもとのりこ日常コラム
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一期一会 念願の円通寺の美しい庭園を拝観してきました。
恩師パトリシアと再開し、Beth Chatto Gardensへ。〜旅先で再会した多くの友人に感謝を込めて〜
はまもとのりこの英国旅行記、いよいよ最終回です。
Beth Chatto Gardens
Beth Chatto Gardens
Derbyから途中下車して旧友に会い、ロンドンに戻ったのは夜8時を過ぎていました。 ホテルに一泊した後、今度はロンドンから北東へ。Eyeという街に住む恩師パトリシアを訪ねる小旅行です。
私は一番最初、英国の通信教育でガーデンデザインを勉強し始めたのですが、彼女はその時の先生。それ以来、不思議な御縁で家族ぐるみのお付き合いが続いています。 通信教育後、ロンドン近郊の学校で学んでいた際、見学会で行ったのが、英国ガーデン界の憧れ、Beth Chatto Gardensです。
ベスチャトーの庭といえば、 ナチュラルかつ完璧に
手入れされた独特の植栽デザインとして知られています。
当時、クラスメイト一同で感激したことを覚えています。
今回、パトリシアとパートナーで建築家のポールの御好意で、10数年ぶりに一緒にBeth Chatto Gardensへ再訪する事となりました。
前回も英国の鉄道システムについて述べましたが、その日は誰もが移動を避けようとする日曜日。覚悟はしていたのですが、地下鉄の運休、鉄道の運休による代替バス、そこから降ろされた駅でいつ出発するか分からない電車を乗り継ぎ、なんとか約束の駅に到着。心配そうに待っていた彼らに「Well done, Nori! 良くやった!」と褒められるほどでした。
久しぶりに訪れたBeth Chatto Gardens。

早速ポールの車でガーデンに向かいます。車中では何年ぶりかの再会のため大はしゃぎ。以前からメールで話が出ていた「手ぼうき」をプレゼントしました。 久しぶりに見るベスチャトーの庭では、改めて計算され尽くした植栽デザインに目を見張りました。
そこにあるのは植物への思いと少しの遊び心。
植物に最適の環境を与え、存分に彼らのパフォーマンスを楽しむ・・・
そんな彼女の姿勢があちこちで感じられました。
Beth Chatto Gardens
その夜は二人の自宅で他の友人も招いての
ディナーに招待していただきました。

車窓の景色

ポールも前日から手伝ったというお食事と皆さんの温かいホスピタリティーに感激。
みんなで笑い転げながらあっという間に時間が過ぎて行きました。
そして、インテリアや他のお庭等も色々見たいという私の要望で、パトリシアが予約してくれた美しいB&B Camomile Cottageに宿泊。 建物は16世紀築と古いのですが、シャワーなどは最新の設備となっており、大変快適でした。一階のリビングルームも自由に使えるとの事で、一人で一泊では勿体ない!と思う程の空間でした。

B&B Camomile Cottage B&B Camomile Cottage
居心地の良いB&B Camomile Cottageに宿泊。   B&Bにて朝食をいただいた部屋。
そして、いつもエネルギッシュなパトリシアのプランは更に続き、 ガーデンデザイナーLucy Redmanの自宅を訪問。
 
Lucy Redman
錆びた鉄や巨大な壺が有るかと思うと、花柄の小道や子供さんの隠れ家が庭に点在しています。楽しみながら新しい物を取り入れようとする彼女のモダンデザインは、大変な刺激になりました。
日本のガーデン雑誌でも紹介されているルーシー。可愛い娘さんが「マミーは雑誌に載ったのよ」と自慢げに見せてくれます。お茶をいただき、再会を誓って庭を後にしました。

楽しい時間は本当にあっという間に過ぎてゆきます。私のために多くの準備をしてくれたパトリシアとポールに心からお礼を伝え、ロンドンへと向かう電車に乗りました。平常通り運行していたため、行きとは違いまるでワープしたかのように到着。
最終日はロンドン在住のガーデンデザイナー、キャロラインとディナーを楽しみ、日本への帰路へとつきました。

左)ルーシーの庭で見つけた面白いオブジェ。
帰りのフライトでも思いがけず先輩や同僚に会うことができたのは幸運でした。
そのことに象徴されるように、
今回の旅はこれまでの自分を振り返り、
ガーデンデザイナーとしての原点へと戻る
貴重なものとなったように思います。

最初の就職先であったエアラインで学んだおもてなしの心、
旅先で体験した多くの友人のホスピタリティー。
これら全てが『お客様への感謝』を最も大切にしなさい、
と改めて教えてくれるようでした。

 帰国後、半年以上かかった英国訪問記もこれが最終回です。
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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追記:
実はこれを書いている途中に、別件で再度ロンドン出張と チェルシーフラワーショウに行ってきました。
また近いうちにその報告もしたいと思います。



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